
木曽川チャレンジ3日目‼︎
この旅最大のピンチを迎えた日でもあった‼︎
まずは順調な午前の部から…
今日は中津川から飛騨川合流までの55キロ予定で
いつもの5時起床6時出発で
スタート‼︎
素晴らしい天候と朝霧と
恵那峡につづく神秘的な風景で
メンバー感動の雨あられ‼︎
2時間ほどでSUPでダウンリバー‼︎
ダムでポーテージ(陸上移動)して
さぁ騙したより降ろうとした瞬間‼︎
「川に降りれない…」
降りても次のダムの前で上がれない…
深い渓谷を進むこの区間は
川沿いの道路と河川の水面まで高低差30m以上もあり
トテモ川にアプローチ出来ません。
そんなダムが4つも…
どうする…どうする…
川に降りられなければ
フネを漕ぐことが出来ない…
昨日まで使っていたバイク(自転車)は
自転車セクションの終わりとともに
トランスポートチームに地元に戻してしまった…
残り45キロをどう人力で進むか…
チームは想像していなかった事実に動揺…
そして追い討ちをかけるように
リーダー ケンヂコウノが初日負傷した傷が
化膿し始め、立ってることが厳しくなり病院へ
マヂでどうする…
一時ヤバイ空気がメンバーを襲う。
人力のみで源流から河口まで繋ぐ
メンバーが病院へ行く
時間は限られてる
まさかのリタイヤか…
いろんな人の想いが詰まってる源流ボトルを目の前に
みんなは本当に悩む。
悩むが進まなければ話も旅もすすまない。
レンタサイクルも扱う
飯山駅アクティビティセンター勤務の
サトル アサノが
「この辺にレンタサイクルないかなぁ…」と
呟く‼︎
みんな一斉にスマホで探す‼︎
あった‼︎そしてすぐ電話‼︎
電動アシスト自転車が残り一台‼︎
ママチャリタイプのアシスト自転車…
マヂで⁉︎
でも日の入まであと5時間‼︎
もう選んでなんていられない‼︎
速攻でレンタルして
前かごに源流ボトルを詰め込んで
リレー方式でいくことを決める‼︎
スタート(恵那峡)に戻って
2時半にリスタート‼︎
病院から帰って来たリーダーも漕ぐ‼︎
メンバー9人で源流ボトルを繋ぐ‼︎
電動アシスト自転車は
古過ぎてバッテリーも全然なし…
みんなで応援してバトンタッチも大急ぎ‼︎
峠を二つ超えて45キロをなんと2時間半で繋ぐ‼︎
なんとか日没と共に当初予定していた
飛騨川と木曽川の合流地点に到着‼︎
1人では挫折していたであろう
このピンチも
このメンバーならではの
早い機転と行動で予定を遅れることなく
ミッションコンプリート‼︎
全くロスしてしまった3時間をなんとか取り戻せた‼︎
少しイレギュラーでしたが
これこそアウトドアの魅力であり
アウトドアで喰ってるメンバーでした‼︎
なんとかコンセプトキープのまま明日も
漕ぎ出せそうです‼︎
さぁ明日はどこまで行けるか⁉︎
ダムはあと1つ‼︎
河口まで75キロ‼︎
行動時間11時間半 移動距離55キロ