
土曜日の夜、家で皿洗い中にTELがなる。
スノーモービル持ってて
「なべくら高原」の地理に詳しい
まだ晩酌前の人
→えっ!? 俺!?
ということで軽トラにモービル積んで
一路「なべくら高原」へ
冬季は除雪してないので夏道の跡をたどりながら現場へ
救急隊員を一人づつ現場付近までピストンし、
けが人3人をモービルに連結した救急ボート(ソリ)に乗せて下山の繰り返し。
19時半に出かけて帰ったのがちょうど日付が変わった頃…
皿洗い中に飛び出てきたので新聞の写真でもなんとなくわかるように
茶色のエプロンしたまま(笑)
アウトドアは楽しいです!
でもリスクを伴います!!
リスクマネージメントしましょう!!!
今回は本当に奇跡が重なりました!!!!
モービルまで現場近くまで行けた。
→普段は雪深くモービルでもとても行けない…
→モービル持ってる人間が近くに居て出動できた。
比較的早い時間に事故が起きた。
→深夜ならまず無理でしょう。
携帯の電波が入った。
→自分たちの状況を伝えられることが出来た。
マスコミから事故の状況について取材がありました。
記者「最近、山に入る人は結構多いですか!?」
かのゑ「そうですね。アウトドアブームで結構多いと思います」
記者「地元の方はこういったアウトドアは推奨しているのですか!?」
かのゑ「まぁ「自然」を売りに商売してますんでね」
記者「キャンプや今回の雪洞なども推奨してるんですか!?」
かのゑ「あのねぇ、我が家は「宿」経営してるんです!
「自らの意志で山に入り困った、助けて!って言われたら助けに行きますよ!」
「でも俺は自分の家でお金を使ってくれているお客さん(宿に泊まってくれている)を置いてボランティアで助けに行ったんです」
「こんな迷惑な話がありますか!? ]
「推奨するわけないでしょ!日中山に入って夜は宿に泊まってお金を落とすシステムを推奨します!!!(笑)
記者「そうですね…」
ということで今回の件は一件落着。
僕の気持ちとしては最後の記者とのやり取りにすべて凝縮されてます…