先日、斑尾高原でツアーガイドをしてきました。
有志が集まって「Hillman Adventures」という入門者向けバックカントリーツアーを開催しています。

近年、ゲレンデスキー・スノーボードでは飽き足らない方々がゲレンデ外のコースで「快楽」を楽しんでいます。
が、しかし 雪崩・行方不明・立木衝突などの事故がとても多く、問題にもなっています・・・

僕達はプロとして滑る前にとことん「恐怖」を植えつけます。テーマパークと違い、「快楽」の裏には「大きなリスク」があるからです。


写真は雪を切って雪の層を確認しています。非常に大切な事です!
雪質の見方・バーンの見方・雪崩に遭ったときの対処法(まぁ雪崩に遭ったらほとんど終わりですが・・・)捜索方法・ビーコンの使い方などツアーの半分の時間はリスクマネージメントの時間に費やされます。

川でも常日頃言っていますが、「脅かす」のではありません!リスクを知れば対処法が見つかるのです。
「万が一」だからOKじゃなくて「万がゼロ」でない限り、リスクマネージメントの時間はたっぷり取って、早く滑りたい思いをグッと抑えて行かなければなりません!


さて次回はいよいよドロップインです♪ お楽しみに♪

※ご自身でまた、知人が裏山・バックカントリーに入る際は最低
①パートナー(2人以上)
②最寄の警察への届出
③ゾンデ(雪の中を突付いて人を発見する棒)
④ビーコン
⑤スコップ
⑥非常食・非常防寒用具
⑦通信機材(無線や携帯電話」
他にも沢山ありますが上記の物は最低限の装備です。
欠けているものがあれば山には入ってはいけません!

POWERDRIVE R117




  


Posted by かのゑ@ギャロメ at 12:21山!