
書こうかどうかとても悩みましたが
仲間のために
自戒のためにも
書き留めとこうと思います。
連日の報道にもあるように
地元のスキー場で
アバランチコントロール中のパトロール隊員が
雪崩に巻き込まれ亡くなりました。
戸狩にIターンし、
僕がスキー場で働いていた時期も
夏山の草刈り、冬山のパトロール、
僕の仕事のアルバイトもしてくれたりと
とても気さくで人当たりのいい
世代は違えど冗談の言い合える
仲間でした。
全てにおいて、今から振り返って
もし〜とか、あの時〜、などのフレーズは
今となっては何の効果もありません。
これが現実です。
僕の今全てに置いての生活は
「自然」によって形成されています。
夏は川でフネを漕ぎ、
冬は雪山でスキーをする。
遊園地や、公園、造成地ではない
自然のフィールドが商売のフィールドです。
常日頃からリスクマネージメントが必要とされる商売。
ここに身を置く1人として
彼の死から学び、後世に伝え、
自身の身はともかく、ゲストには安全なツアーを
開催する事。
これしかないんです。
仕事もプライベートも全てにおいて
考えうる全てのリスクを探し出し
全てにおいて対応策を考え
スタートする前にクロージングする。
そしてそれを全て終えてからスタートする。
彼の死によってもう一度それを思い出し、
その大切さを感じます。
ここからは持論です。
やっぱり死ぬのはダメです。
死んだら負けです。
生き恥晒してでも
生きてる人間の言葉で教えてくれねーと。
仏になった身体で僕達に語りかけるのは
辛いよ。ツムさん…
いつも笑顔でおどけて、冗談言い合って
笑った顔しか見た事なかったツムさんの顔。
はじめて真顔の貴方を見ました。
安らかに。
そしてまた逢おう‼︎
ニコニコしてるツムさんに。