昨日は壮絶な1日でした。
事件!?というか昨日のブログ投稿から後の方がかなりの内容てんこ盛りでしたので
記憶のあるうちに記したいと思います。
昨夜の記事を読まれていない方は
まずは一読いただければ内容が判りやすいと思います♪
以下12月17日前半戦 ↓ ↓ ↓
東京駅で長靴の心配をする男‥
http://gyarome.naganoblog.jp/e1625570.html
さて、今日の本編!
調子の良い事を散々書いて実はスゲービビッてたワタクシ…
我が家までの最後の坂道はもう夕方以降の除雪が来てから
ヒザ上の積雪が既に積もり車の往来は無理だとの情報…
が!しかし!!!
今回は本当にfacebookの情報網に助けられました。
まず、最寄駅である「戸狩野沢温泉駅」降りて徒歩1分にある
地元の呑み屋「魚とし」のアキラマスターから
「長靴かしてやんよー!!!」
とのエール!
他にもギャロメが地元飯山でリスペクトする
市ノ瀬広明サモハンフック先輩も
「乗っけてってやんよ♪俺についてきな♪」
などなどその他にも多くの方々から
ご心配のメッセージ
助太刀のメール
誹謗中傷、ザマアミロ♪、ネタ的に最高♪などの書き込み
この記録的大雪の最中、
「早く呑みに来いや~♪」
とかアホな事言ってるスキー仲間まで
本当に皆様の愛を感じました。
新幹線を降り
普段降らない長野駅がもうえらい事になってて
日本一、いや!世界一雪に強い「飯山線」も
我が最寄駅の3つ手前「飯山駅」まで頑張りましたが
無情にも「もう無理-♪」とあえなく運休が決まり
駅から2キロのラッセル帰宅(ラッセルとは雪をかき分けながら歩く意)
を覚悟したのもつかの間、
15キロも手前で下されてしまいました…
万事休す… 朝まで呑むか!? 大量にある雪でかまくら掘ってビバークするか!?
いや、15キロ走るか!?(ネタ的に)
色々考え、そして何も解決策に進まない最中、
一本の電話が!!!
「困ってるみたいスネ♪ 今から戸狩行くから迎え行きますよ♪」
なんと!戸狩スキー場のゲレンデオペレーター「水野尚哉」から
これからゲレンデメイクの夜勤に向かうから乗せてってくれるとの
素晴らしい発言!!!
彼は神でした!!!そう、尚哉の顔をした神です!!!
スバラシイ!エクセレント!スーパーハッピー!!!
飯山駅で拾ってもらって一路、戸狩まで向かいました。
道中は10分で行ける距離を30分!
吹雪でホワイトアウトして前が見えず停車、吹き溜まりにタイヤをとられて
2人で10代のノリのような感じでドライブ!
順調!?でもないけどまずまず順調に13、5キロの平坦部分を完走!!!
問題は残り1.5キロ、高低差150mの我が家まで最後の坂道!!!
一度止まり、二人で息を整え、
おりゃーいくぞー!!!
積雪はバンパーより高く、ライトに雪が張り付いて前が見えない!!!
車が乗りあげて滑る!
もう登らない…
いや!バックして勢いつけてオリャリャリャーーー!!!
700mを行ったり来たりして進みましたが
このアホな降り方にワイルド4WDは進めなくなりました…
俺、「ありがとう!尚哉!!! あとは歩いていく!!!」
尚、「マジっすか!?死にますよ!!!こんな吹雪の中!!!」
俺、「お互い目的地に着いたら連絡しよう!!!」
硬い握手を交わし、バックして去って行く尚哉を見送る…
さらば友よ!いや神よ!!!達者でな!!!
さて残り半分、フードをかぶってスニーカーにズボンを被せて一歩一歩進む!
オーバーヒザ!!!一歩が重い、ぬかるむ、そして何よりも
スニーカー&チノパン&くるぶしソックス…
4時間前までいた東京ではごく普通のスタイルが
4時間後では雪山をなめてるふざけた装備の野郎に早変わり…
前へ進むが風が強く目に雪が入り何度も止まって風が収まるのを待つ繰り返し!
ここはどこだー!!!
俺は誰だー!!!
何してんだー!!!
途中、気持ちまでも折れて狂い始める…
何処を歩いているかも良く解らないまま
一点の光が見える!!!
山奥にある我が家の電気ぢゃーん!!!
一気にペースが上がる。
何千何万人が一堂に集まったあの乗降客の中に
一体こんな経験をした奴が俺以外に居ただろうか!?
人間の帰宅本能の真髄を自ら感じた!!!
見慣れた軒先に入る!!!
全身の雪を落としながら足元の雪を落としているときに
嬉しさのあまり忘れていた、ヒザから下の感覚がない事に気づく…
ズボンの中も、靴の中も、靴下の中も雪まみれ…
でも生きてました!!!
神はギャロメに経験とネタを授けれくれた
そして恥ずかしいとか、重いとかそんなん関係ない!!!
地元で雪が降ってるときは
東京でも長靴で向かえ!!!と教えてくれた!!!
ありがとう!仲間よ!
ありがとう!雪よ!
そしてありがとう!
雪国生活でも長靴の有り難さの再確認を!!!
皆様♪雪国にお越しの際は長靴をご持参くださいね♪